【多系統萎縮症】小島ミナさん『彼女は安楽死を選んだ』

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スイスに行き安楽死を選んだ小島ミナさんの生き様を見て

 

 

小島ミナさんの動画をご紹介したいと思います。

小島さんは難病にかかり、人工呼吸器になる前にスイスへ行き安楽死を選んだ女性です。

 

 

小島ミナさんが書き綴った『多系統萎縮症』の症状

2016年6月16日の記事です。

これは小島さんが書かれていたブログです。

 

『数々の違和感』
2010年の前はたどらない。それ以前も、思い起こせば、あれ?変だなということは幾つかあるが、それは判定が難しい。この病気が要因であると明白に言える症状だけ挙げ…

 

 

2010年の前はたどらない。

それ以前も、思い起こせば、あれ?変だなということは幾つかあるが、それは判定が難しい。

この病気が要因であると明白に言える症状だけ挙げてみたい。

ちなみに、どの違和感、どの症状も年々悪くなっていった。

 

・足が重い

・歩行のときに足が上がっていない

・ときどき、つんのめってしまう

・膝かっくんが起こる

・上半身が前方になだれ込むような感じで歩行してしまう

・疲れやすい

・異常に暑がる

・平坦な道で転倒してしまう

・階段の降り、下り坂道で手摺を掴んでしまう

・歩道橋が苦手になる 特に降りるときスタスタと階段が下りられず、手摺に掴り恐る恐る時間をかけて降りる。

・歯磨きがしにくい

・化粧がしにくい ファンデが塗りにくい 眉、アイラインを書くのがうまくいかない マスカラをまつ毛に塗りにくい

・食べ物を良く落とす。

・食卓に酒類を置くと、ビン、グラスなどをよく倒す

・魚の食べ方が汚くなる 骨だけをきれいに残せない

・麺類が食べにくくなる  うまくすすれない

・猫舌になる

・包丁の持ち方が知らず知らずのうちに変わってしまってる

・みじん切りがやりにくい

・手先が器用だったのが、不器用になる

・キッチンでの作業中に疲れてかがむ 作業を途中で中断する

・ネックレスの留め金を後ろ手にして難なくはめていたのが、時間がかかり、なかなか出来なくなる

・手書き文字が書きづらい 文字が凄く下手になる

・横になるといつの間にか寝てしまう

・昼寝をすると夜眠れなくなるということがなくなる

・歩幅が狭くなる

・自転車に乗っているとき、度々、転倒する

・自転車でのカーブが特に怖い 曲がり角では自転車から降りるようになる

・以前なら重く感じていなかった物にすごく重みを感じるようになる

・よく手から物を落とす

・滑舌が悪くなる 呂律が回らないことが起きる

・カラオケで音痴になる 音程が合わない 歌詞がメロディーより遅くなる

・パソコンのキーボードが打ちづらく、誤字が増える つまりタイプミスの連続

・ブラインドタッチが出来なくなる 打ち方がトロい

・スマホでの誤打が多い 言葉を入力すると変換候補があがるが、指示したいものの隣とか上下とか、違うところを指示してしまう

・ケンケンパーができない (住まいの近くに公園があり、犬の散歩ついでに、偶然、遊戯器具で遊んでみたが、殆どがまともに出来ない)

・直線の上を歩こうとするととても負荷がかかるし、難しくなる

・小走りができない

・歩きだしたとき必ず股関節に異常を感じる➡足を大きく開く、高く上げてみるなどして毎回ポキッと音が鳴るまでして自力で直していた

・食事や飲み物を口にすると、むせることがある

・気管支に飲食物がうっかり入るときがある

・ソファーに座るとき、スムーズに座ろうと思っても、ドスンと尻もちをつくように下品に座ってしまう

・愛犬の頭を撫でるとき、意に反してどすっと手を置いてしまう

・ときおりふらつき、眩暈がする

・シャワーの前後、着替えのときに片足立ちができないため、壁に寄りかかって着替えている

・片手を壁につけながらシャワーをする

・車の運転、特にバックが苦手になる

・ゴルフの飛距離が落ち続ける

・パンツやズボンを履くときに壁にもたれかかるようになる

・自転車に乗っているとき、カーブが怖い

・文字が書きづらくなる。字体が物凄く下手になってしまう

・話し方がゆっくり目になる

・とにかく疲れやすい、そのため、外出が続くことを身体が嫌がる

・両足の膝から下が微弱電流を流してような常時シビレ感がある

・友達の赤ちゃんを抱いたら、重みが両腕にドスーンときて、怖くなって赤ん坊を返す

・歩道橋を渡るのに、特に下りの階段が降りにくくなる

・階段ではいつの間にか手摺を必死で掴んでいる

・両手、両足、特に親指の爪に凸凹と突起を感じるくらいに縦筋ができる

 

 

 

もっとあったような気がするけど、とりあえず・・・

 

 

 

あっ、そういえば私にとって肝心な違和感が二つばかり抜けてた。

・ヒールの靴が大好きだったんだけど、履いて少し歩くと痛くて痛くて・・・足全体もだが、それ以上に足裏が涙が出そうに痛い。  特に足の親指の付け根は激痛で女性には珍しく痛風と思っていた。 (しかし、ツボ学によると足の親指は小脳のツボらしい・・・)

・少しの量で簡単に酔うようになり、飲みだすとすぐ呂律が悪くなり、千鳥足になる。

(呑んべーではなかったが、毎夜の飲酒はなかったが、けっこうお酒には強かった。

だから、簡単に酔うことをコスパが良くなったと喜んでいた・・・アホみたいだ)

 

 

 

緩和ケア・心のケアの必要性

 

 緩和ケアとは・・生命を脅かす疾患による問題に直面している患者とその家族に対して、痛みやその他の身体的問題、心理的問題、スピリチュアルな問題を早期に発見し、的確なアセスメントと対処(治療・処置)を行うことによって苦しみを予防し、和らげることで、クオリティー・オブ・ライフ(QOL・生活の質)を改善するアプローチである。

 

心のケアとは・・病気・事故・犯罪・災害などの危機的状況を経験したために起こる心身の問題を予防したり、その回復を援助したりする活動

 

この2つの言葉の意味をこれまで私たちは、深く考えることは有りませんでした。

治療法のない難病の方々にも緩和ケア・心のケアの対象とする必要性があるのではないでしょうか。

 

出典元:https://ameblo.jp/mugikate/entry-12620386874.html

 

 

スイスで安楽死を選んだ元パイロット28歳、費用170万円(甲状腺クリーゼ)

私が知っている方で、ネットで安楽死を選んだ方はこちらの男性の方。

病気(難病も含めて)が複数あるみたいですね

 


 

安楽死の費用170万円だったみたいですね。

家族は頑張って欲しいからもしれないですけど、痛みが全身に出てきたらもう早く逝きたいでしょうね。

 

貯金はたくさんしていたようで、安楽死のお金以外、780万円は北海道の義援金として寄付されたようです。

 

 

皆の感想

点滴の栓開ける時に本人がすごく嬉しそうなのが泣けてくる

 

行きは3人できたのに帰りは2人で帰ると考えると辛いな

 

最期の言葉が「すごく幸せだった」ってすごく幸せだな。

 

凄い姉妹だと思う ただただ本当に泣けた 安易にコメント出来ない

 

 

まとめ

私もおばあちゃんを看取りましたけど、その時に延命はしない方がいいなと思ったんですよね。

個人的な意見ですけどね。

 

最期の入院をしていた時に「早く逝きたい」と言っていましたね。

13回も大手術をしてきて文句を言わなかったおばあちゃんが言っていたので間違いないです。

 

全身を襲う痛みに対して薬が効かなかったら(緩和できなかったら)辛いですよね。

痛みがなかったら「頑張って」というかもしれないけど、全身痛みがあり本人も「逝きたい」というのなら逝かせてあげた方がいいような気がします。

 

私は今回の動画を見て、ミナさんもお姉さんも覚悟を決めて、幸せのうちに見送れたし、逝けたんじゃないのかなと思います。