岡山県津山市在住の蓬郷由希絵(ほうごう・ゆきえ)さんは、現在SNSで17万人以上のフォロワーを持つ人気者です。
発信しているのは、自閉症の娘・結衣菜(ゆいな)さんとの日常。
けれど、そこに至るまでの道のりは、決して平坦なものではありませんでした。
「なんでこの子が──」受け入れがたかった診断
結衣菜さんに自閉症の診断が下ったのは、言葉の発達が遅れていた2歳の時。多動があり、あやしても笑わず目も合わせないことに違和感を覚え、病院を受診。
「まず、悲しんだ。なんで?」
「この子とこの世から去りましょう」と思っていた
表向きは明るく、冗談を言い、笑っていた由希絵さん。
でも、心の中には、言葉にできない思いがありました。
「この子とこの世から去りましょうって思った」
※関連:「母子心中のニュース、その裏側にある“誰にも言えない声”を知っていますか?」
大学の卒業論文は自閉症をテーマにしていた
由希絵さんは大学時の卒業論文のテーマが自閉症児だったこともあり、『絶対この子を幸せに育ててやる』と決心した

「絶対この子を幸せに」 障害ある子との日常インスタで フォロワー3万人超の蓬郷さん/岡山・津山市
岡山県津山市で知的障害のある自閉症児と健常児の娘を育てながら、インスタグラムで家族の日常をユーモアを交えて発信している蓬郷由希絵さん(39
きょうだい児姉虹々菜さんの思い「うざい時もあるけど、大切な存在」
姉の虹々菜(ここな)も我慢しているところが多かった。
妹ばかりお母さんはみているから。
それを題材にして5年生の時に発表する。
母由希絵さんもそれを読んで、もっと虹々菜さんとの時間を作らないといけないと思った。
「妹がいやだと思うときが…」重度自閉症のきょうだい児(11)が本音を綴った絵本に「涙が止まらない」
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