私はヘルパーとガイドヘルパーの資格を持っています。亡くなった祖母のために取得しました。そのため、街中で車椅子の方や白杖を持った方を見かけた時、状況によっては声をかけるようにしています。
もちろん、すべての人に声をかけるわけではありません。明らかに困っていない様子であれば見守ります。しかし、路面電車の線路付近や段差の多い場所、斜面、立ち止まって困っているように見える場面では、「お手伝いしましょうか」「押しましょうか」と声をかけることがあります。
車椅子の方でも反応はさまざま
ある日、市内で車椅子の女性を見かけました。
路面電車の線路がある場所で、車椅子を動かすのに苦労しているように見えたため声をかけたところ、「お願いします」と言われました。
私は横断歩道を渡るお手伝いをし、その方は近くのホテルへ向かわれました。線路の溝や段差は、車椅子にとって大きな負担になることがあります。あの時は声をかけて良かったと思っています。
一方で、別の日に出会った車椅子の女性は、「押しましょうか?」と聞くと「お願いします」と言われましたが、「エレベーターまでお手伝いしましょうか?」と聞くと、「大丈夫です」と断られました。
その方にとっては、途中までは手助けが必要でも、その先は自分で進みたかったのかもしれません。
白杖を持った男性に声をかけた時のこと
また、白杖を持った男性が道の端で立ち止まっている場面に遭遇したことがあります。
私は困っているのかもしれないと思い、「何かお困りですか?」と声をかけました。
しかし、その男性の反応は私が予想していたものとは少し違いました。
私は助けになればと思って声をかけたのですが、相手は別の意味に受け取ったようにも感じました。
もちろん、その方が実際に何を考えていたのかはわかりません。しかし、この出来事から、人は同じ言葉でもそれぞれ違った受け取り方をするのだと改めて感じました。
話しかけなければわからないことがある
これまでの経験を通して感じるのは、車椅子の方や白杖を持った方が、必ずしも助けを必要としているわけではないということです。
目的地がすぐ近くにあり、自分の力で行きたい方もいます。
一方で、段差や線路、急な坂道などで、一時的に手助けが必要な方もいます。
外から見ただけでは、その人が本当に困っているのかどうかはわかりません。
だから私は、必要そうな時にはまず声をかけます。そして、相手の返事を尊重します。
「お願いします」と言われたらお手伝いをする。
「大丈夫です」と言われたら見守る。
大切なのは、相手の気持ちを決めつけることではなく、本人の意思を確認することだと思います。
人によって必要な支援の形は違います。
だからこそ、まずは一言声をかけてみることに意味があるのではないでしょうか。
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