障害者への声かけは正しい?助けることは「選択肢を渡すこと」だと気づいた体験談

私は障害者手帳を持っています。

見た目ではわからないかもしれませんが、障害を抱えながら生活しています。

そのため、私は「助けること」についてよく考えます。

世の中には、「人に頼るのは良くない」「自分で何とかしなければならない」と考える人もいます。

私もそう考えていた時期がありました。

しかし、実際に生活していると、一人で考えている時ほど視野が狭くなってしまうことがあります。

困っている時は特にそうです。

目の前の問題に意識が集中し、「この方法しかない」と思い込んでしまうことがあります。

そんな時、誰かが声をかけてくれたり、別の考え方を教えてくれたりすると、「そういう選択肢もあったのか」と気づかされることがあります。

私自身、そうやって助けられてきました。

だから私は、助けるということは単に作業を代わりに行うことではないと思っています。

助けることとは、その人に選択肢を渡すこと。

狭くなった視野を少し広げること。

私はそう考えています。

そのため、街で車椅子の方や白杖を持った方を見かけた時、困っていそうであれば声をかけることがあります。

もちろん、すべての人が助けを必要としているわけではありません。

「大丈夫です」と言われることもあります。

しかし、「お願いします」と言われることもあります。

私は無理に手伝おうとは思いません。

ただ、「お手伝いしましょうか」という選択肢を渡したいと思っています。

それを受け取るかどうかは相手が決めることです。

私は障害を抱えているからこそ、人に助けてもらうことのありがたさを知っています。

そして、人の助けによって見える世界が広がることも知っています。

だからこそ、私にできる範囲で、人にも選択肢を渡していきたいと思っています。

それが、車椅子の方に声をかけることだったり、白杖を持った方に「何かお困りですか」と尋ねることだったりします。

大きなことはできません。

けれど、誰かの視野を少し広げるきっかけになれるなら、それだけでも十分意味のあることだと思うのです。

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