Photo by Miroslava
人は亡くなる前に光るのかな?(←宗教でもスピリチュアルでもなく自分が見たままの話)
私はおばあちゃんがなくなる前日、おばあちゃんがスッキリとして輝いている話をしたと思います。
さて、3日前に急に私の友達から午後14時頃に電話があり、
今、時間ができたから会わない?
と言われました。
良いよ
この方は私がヘルパーをしたい時一緒に働いていた方なんです。
半年に1回は連絡を取り合っているので、去年、電話やメールをしてみたのですが返事がなかったんですね。
あら、おかしいな…
まぁ、こういう時はあまりしつこく連絡はしない方が良いな
そして、今年の4月に電話がかかってきて
電話やメールを去年したんだけど返事なくて、どうしたの?
聞いたら
お母さんが去年の3月に亡くなったの
それで、廃人状態でなにも考えられなかったんだろうね
電話やメールがきたのにすら気付かなかった
ということでした。
その彼女が電話で誘ってくれたので、私も時間があって話をいろいろ聞きたかったので会いました。
話をしたんですけど、しんみりとした感じではなく、普通の世間話をするように笑いながら話をしました。
彼女のお母さんがなくなる1カ月前。
彼女のお姉さんはベテランの看護師さん(40代後半)が休日を利用して実家に帰ってきた時のお話。
早朝に実家に帰ってきたお姉さんは玄関を開けてみると、お父さんとお母さんが朝食をちょうどとっていたそうです。
見てみると、
この時、2人がとても光って見えたそうです。
この時の話を看護師のお姉さんは彼女にずーーーーっと話をしているそうなんですよ。
今年になっても話をしているようです。
(お父さんはご健在です)
私は、私のおばあちゃんが亡くなる前日に光に包まれていたんですが、その時と同じ光だったんじゃなかろうかと勝手に思っています。
綺麗な光で清々しい感じ、顔もすっきりしていたんです。
(ナースステーションに一番近い部屋で1週間高熱が出て話し掛けれない状態だったのにその日はすっきりしていた)
彼女のお母さんもガンで亡くなったんですけど、おそらくお姉さんが働いている病院のはからいで一時入院できたようです。
(痛みが出ていたかは聞いていないのですが、もうほぼ食事が取れない痩せた状態)
退院の時にみんなが集まって「ひとまず、良かったね」と言っていた次の日の朝。
布団の中で冷たくなっていたそうです。
彼女は「造影剤の検査が良くなかったんじゃないのか」と看護師のお姉さんを1年責めたそうです。
入院の時にお姉さんが造影剤をしてもらった方がいいと言ってしてもらったようです。
彼女は反対していたようです。
それで、死期が早くなったんじゃないの?
と思ったようです。
いやさ、もう食べれなくなった時点で点滴打つか、胃ろうとかなるでしょ
そっちのほうが辛いと思うよ
と私が言うと、彼女が
私の母は胃ろうは絶対にして欲しくないとそういえば言ってたな…
と思い出してました。
お母さんが急に亡くなったので、家族のみんなが腑抜けになっている中、看護師のお姉さんだけは立派にキビキビと動き続けたそうです。
彼女曰く「完璧だった、葬式の時の対応もすごかった」と言っていました。
私は、家族の中でお姉さんだけが「お母さんがもう亡くなる、明日にでも亡くなるかも」ということを意識し、そして覚悟していたんだろうなと思いました。
私の母もおばあちゃんが亡くなった時に「亡くなるとは思わなかった」と言っていたのですが(←私からすると笑ってしまう言葉なのですが)、そういう人は亡くなる前にそれっくらいの行動しかできないと思っていた方が良いと思います。
おそらくその誰かが亡くなった後、後者の人はとても辛い思いをすると思います。
前者の人は寂しいという気持ちはあると思いますけど、案外すっきりしていると思います。
(多少の性格の違いはあるとは思いますが…)
そのお姉さんは何だか看護師の中で優秀だと選ばれて、遠い場所へ行き、今年の8月からさらなるステップを目指して長い研修(←何の研修だったか忘れました)をされるようです。